生後5か月の赤ちゃんと生後303か月の母親の24時間をご紹介
娘の出産前、気になって色々と調べたのが「赤ちゃんとの一日の過ごし方」
調べてみると色々な方が一日のタイムスケジュールを紹介してくれていて、とても参考になった
んだけれども
実際に産んでみると「私って手抜きすぎ?構わなすぎ?いやむしろ構いすぎ?皆どうしてるの?」と不安が止まらなくなってしまう
これは母親という病気なんだと思う
しかし、一日のスケジュールを紹介している人はいても、おおよその流れだけで丸一日どう過ごしたか細かく紹介している人はなかなかいない
私自身、以前の記事で一日のおおよその流れを紹介したことはあったけれど(下記参照)
これだとあまりに簡易的だし、第一月齢が進んで今は過ごし方が全く違う
ということで、自分の記録用も兼ねて今回は私と娘のとある一日をめちゃくちゃ細かく書いてみました
私のように病に侵されている母親の皆さんに少しでも安心していただければ幸いです
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朝6時頃 「ヴンッッッ」という娘の気張り声で起床
目覚め方としてはあまり気持ちの良いものではないけれど
娘に「おはよう」と声をかけるとにっこり笑ってくれたのでプラマイプラス5463
娘はとにかく寝起きがいいので漏らしていようが腹が減ってようが起きた瞬間はニコニコ
ちなみにここ最近は寝起きに気張ることが多い
リビングへ連れていきオムツを開けて確認するとも、空っぽ
あらあら上手く出なかったのね、とオムツ替えをしていると夫が起床
まだ少し早いので、夫に朝のミルクを頼んで私は仮眠へ
夫が見ている間にうんちしてくれたら良いな……と願いながら入眠
7時半頃 起きてリビングへ行く
残念ながら私が寝ている間、娘はミルクを飲み切りニコニコキャッキャとご機嫌だっただけでうんちはしなかったらしい
残念ながら私が寝ている間、娘はミルクを飲み切りニコニコキャッキャとご機嫌だっただけでうんちはしなかったらしい
朝食のパンとコーヒーを準備して、食事中は交代で娘を抱っこして順番に食べる
一緒にニュースを見ながらうだうだ話したりオムツを替えたりしつつ、夫は出勤の準備をする
一緒にニュースを見ながらうだうだ話したりオムツを替えたりしつつ、夫は出勤の準備をする
9時頃 娘と共に夫のお見送り
そのまま遊んでいると娘が眠たくなってぐずりだしたので、朝寝の寝かしつけ開始
そのまま遊んでいると娘が眠たくなってぐずりだしたので、朝寝の寝かしつけ開始
蛇足ですが、よく夜の寝床と昼の寝床は分けたほうがいいって言いますよね?
うちの場合もそうしていたんですが、監獄のように狭小住宅な我が家では寝室以外で寝かすとなるとリビングしかなく(もう一つの部屋は暖房が無いので寒い)
リビングで寝かすとなると、物音を気にしすぎてせっかくの自由時間なのに私がなにも出来なくてストレスになるので最近は寝室で普通に寝かせています
が、特に夜の睡眠には影響ありません 今のところ
娘が寝てる間に食器洗って~自分の朝の準備して~離乳食の仕込みやって~時間が余ったら新しく買った本でも読もうかな~~と寝かしつけ中はウキウキ
しかし残念なことにこの日は寝かしつけしながら自分もうっかり寝落ちしてしまった
この時、以前勤めていた会社へ遊びに行ったら誰一人私のことを覚えていないというしょっぱい夢を見た
11時頃 2時間ほど眠ってしまった後、娘のビンタで起床
目覚め方としてはあまり気持ちの良いものではないけれど
娘に「おはよう」と声をかけるとにっこり笑ってくれたのでプラマイプラス78367
リビングへ行き、オムツを替えて離乳食の準備
本日のメニューはほうれん草ときなこ粥だよ~楽しみだね~~と話しかけるも空腹でギャン泣きの娘は聞いていない
本日のメニューはほうれん草ときなこ粥だよ~楽しみだね~~と話しかけるも空腹でギャン泣きの娘は聞いていない
前日に仕込んで冷凍しておいたほうれん草ペーストを温めるとギリギリペーストと言えるか…言えないか…くらいのほうれん草が浮いたお湯が出来上がる
離乳食の本で勉強したのと全然違う、全然まずそう
離乳食の本で勉強したのと全然違う、全然まずそう
しかし娘はこだわりがないのか舌が馬鹿なのか大抵のものは嫌がらずに食べるとても良い子なのでペロっと完食
次に温めておいたお粥をレンジから取り出す
取り出す……
ギャー!!!!!!!
レンジの中でお粥が爆散
逃げちゃ駄目だ…逃げちゃ駄目だ…逃げちゃ駄目だ…
うん、大丈夫、まだ底にお粥は残ってるし
ちょっとお湯足してきな粉入れて混ぜれば量は減るけど全然食べれるし
うん、大丈夫、だいじょ…あれ…?
剥げてる………
正直お粥の爆散よりミッフィーの柄が消えた方が悲しかった
悲しみを飲み込んできなこ粥を食べさせ終え、フォローアップミルクを与える
我が家は授乳クッションに娘を寝かせてタオルで哺乳瓶を挟みセルフで飲んでもらうスタイルなのでミルク中は家事が出来て楽ちん
ミルクを飲ませている間に翌日以降の離乳食の仕込みを開始
この日は絹ごし豆腐をペースト状にして冷凍
昼食をとっていない空腹の私は、豆腐を茹でながらつまみ食いの誘惑を何とかこらえる
こらえた
だがしかし私はこの時の自分に言ってあげたい
絹ごし豆腐は冷凍できないと翌日思い知りあの時全部食べちまえばよかったと後悔することを
そして捨てるのも勿体なくスの入った可哀想な豆腐を後日私が平らげることを
そして捨てるのも勿体なくスの入った可哀想な豆腐を後日私が平らげることを
そんなことは夢にも思わない私が離乳食を仕込んでいる間に、ミルクを飲み終えた娘が機嫌よく奇声を上げ始める
ここから
何が何でもうつ伏せで遊びたい娘VS絶対に吐かないでほしい私の攻防戦が始まる
寝返りをすると2000%吐くので、バンボに乗せてパンパースの袋を渡す
このパンパースの袋は最近の娘の一番のお気に入りであり、一見すると部屋にゴミが転がっているように見えるので私が捨てたいおもちゃナンバーワンだ
しかしパンパースも長くはもたず、離乳食を作り終えて洗い物を終えるくらいの段階で飽きてピーピー言い始める
この時すでに13時 そろそろ私も昼食を取りたいので、パンパースの代わりにオーボールを渡す
お昼ご飯は冷凍のチャーハン 最近の冷凍チャーハンって美味しいよね
そういえば、昔中華総菜の店でバイトしてた頃に腕毛の濃い店長が作ってくれたベーコンと青豆のチャーハンが美味しかったんだよなあ
厨房行けばつまみ食いさせてくれたし晩御飯ないって言えば好きなもの作ってくれたからたまに腕毛入ってたけど全然気にならなかったなあ
厨房行けばつまみ食いさせてくれたし晩御飯ないって言えば好きなもの作ってくれたからたまに腕毛入ってたけど全然気にならなかったなあ
腕毛に思いを馳せつつ一口目を食べたところで娘の手からオーボールが落ちる
オッケーオッケーこれくらい想定の範囲内よ
落としちゃったね~と声掛けをしながらもう一度オーボールを持たせる
持ち直した端から再び落とす
分かる分かる、あるあるだよね
シャカシャカして遊ぼうね~とオーボールを目の前で振って見せて再び握りなおさせる
勿論落とす
うん、そうだよね、分かる分かるあるある
あ、笑ってる こういう遊びだと思ってるのか そうか~賢い子だな~~
何度でも持たせなおすが何度でも落とす娘
落とされることが分かっていながらも何度も拾われるオーボールの気持ちを想像すると泣けてくる
落とされることが分かっていながらも何度も拾われるオーボールの気持ちを想像すると泣けてくる
オーボールに同情してしまい、結局チャーハンを秒でかき込みバンボに疲れたのかフガフガ言い出した娘を諦めて床に転がせる
食器だけ片付けたら遊んであげようと考えながら食器を下げるわけだが
「食器だけ片付けたら遊んであげよう」の時点ですでに娘は寝返りを打ってゲロを吐いたので
食器すら片付けられないままゲロを片付ける
「食器だけ片付けたら遊んであげよう」の時点ですでに娘は寝返りを打ってゲロを吐いたので
食器すら片付けられないままゲロを片付ける
14時頃 何とか食器を片付けて午後のお遊びタイム
まだハイハイも出来ない娘との遊びは専らこの数パターン
まだハイハイも出来ない娘との遊びは専らこの数パターン
①高い高い(一番喜ぶ)
②一緒に床に寝転んで絵本を読む
③②の途中で飽きた娘に眼鏡をむしり取られる
④そこらへんに転がってるおもちゃを手あたり次第振り回す
⑤④の途中で飽きた娘が寝返りを打つのでその度にひっくり返す
②一緒に床に寝転んで絵本を読む
③②の途中で飽きた娘に眼鏡をむしり取られる
④そこらへんに転がってるおもちゃを手あたり次第振り回す
⑤④の途中で飽きた娘が寝返りを打つのでその度にひっくり返す
アニメや音楽を流しつつ、この①~⑤を適当に組み合わせるのが最近のスタンダード
15時頃 眠そうにぐずり始めたので布団へ移動して寝かしつけ開始
ねんねだよ~と添い乳を始めると勢いよく乳首を振り切り満面の笑みでこちらを見る娘
ねんねだよ~と添い乳を始めると勢いよく乳首を振り切り満面の笑みでこちらを見る娘
可愛い
可愛いけどお前なんやねん
結局寝る気配が無いので再びリビングに戻して遊び始めると泣き出す娘に、再度渾身の「お前なんやねん」が飛び出す
普通に遊ぶと泣くので、抱っこしたり高い高いしたりあの手この手であやしてみる
15時半頃 とうとう何しても泣くようになったので再びお布団へ
今度は無事寝てくれたので私は寝室を後にする
今度は無事寝てくれたので私は寝室を後にする
ここで私のボーナスタイムがやってくる
ははおやは めのまえが まっくらになった!
意識を取り戻した私は小さいショッカーを回収する めちゃくちゃ泣いてるのでミルクを突っ込む
こうして短い自由時間がツイッターだけで終わるのをそろそろ終わらせたい
16時頃 外出の準備をはじめる
抱っこ紐をつけ、自分の荷物を用意し、娘に防寒着を着せ、トイレに行き…と準備している間にも二回ほどオムツを替える
勿論ミルクを吐くのでよだれかけも替える
抱っこ紐をつけ、自分の荷物を用意し、娘に防寒着を着せ、トイレに行き…と準備している間にも二回ほどオムツを替える
勿論ミルクを吐くのでよだれかけも替える
それにしても
たったの15分しか寝ていないのに8時間睡眠の後のようなツヤツヤほっぺに弾けんばかりの笑顔
ああ、赤ちゃんの生命力を感じる
またもどうでもいい話ですが
雪国に住む私にとって冬の抱っこ紐でのお出かけはひどく恐ろしいもの
そんな不安を以前旦那に相談したところ、翌週にはAmazonからゴリゴリの外付けスパイクと18本爪のアイゼンが届いた
スパイクはともかく、ともかくよ
18本爪アイゼンって
エベレストか、チョモランマか、サガルマータか ここは
念のため言っておくと、これは夫が愛する妻のために選んでくれたプレゼントであって、渾身のモノボケではない
しかしスパイクはさすがに全く転ばないし滑らないので、ここ最近は毎日スパイク付きのスニーカーでお出かけしている
ちなみにこのスパイク、雪道では確かに優秀だけど屋内に入ると「パキュン!パキュン!パキュン!」と歩く度音を立てるから少し恥ずかしい
そしてアイゼンは未だに夫の前では忘れたふりをしている
17時半頃 スーパーで夕飯の買い出しを済ませ帰宅
夕飯を作る間、娘はジャンパルーで遊ばせておく
料理中や洗濯物を干す間しか使わないけれど、娘はジャンパルーが大好きなので入っている間はとってもご機嫌
脚力も鍛えられるし見た目も可愛い、とんでもなく優秀なおもちゃなのです
脚力も鍛えられるし見た目も可愛い、とんでもなく優秀なおもちゃなのです
一つ欠点があるとすれば、ジャンパルーの軽快な音楽はかなり耳に残るから気が付くと鼻歌を歌ってしまい更に頭から離れなくなるループに陥ること
夫に至ってはは会社で真面目な面談をしている間もずっと頭の中でジャンパルーの「びよよ~ん」がエンドレスで流れていたというので要注意
夫に至ってはは会社で真面目な面談をしている間もずっと頭の中でジャンパルーの「びよよ~ん」がエンドレスで流れていたというので要注意
急いで夕飯を作り終え、お風呂の準備を始めるあたりでショッカー再来
小さいショッカーを床に転がし、おもちゃを周りにばらまいて早急に準備を整える
小さいショッカーを床に転がし、おもちゃを周りにばらまいて早急に準備を整える
18時半頃 お風呂へ
ちなみに我が家はいまだにベビーバスでのお風呂
風呂から上がった娘の保湿・着替えをさせ、リビングへ連れていきミルクを突っ込み自分もお風呂
この間ずっと全裸
三分ほどでシャワーを浴びてリビングへ戻り、娘がちゃんとミルクを飲んでいることを確認すると用意しておいた夕飯を温める
温めている間にドライヤー(前髪が乾いた段階で終了)
19時頃 リビングに戻ると娘がミルクを飲み終えているので、寝返り防止でバンボにセットし、私は夕飯を食べ始める
食べ始めた ところで
鬼の形相で気張りだす娘
鈍い音が耳に届く
やってらっしゃる
こういう時は大抵時が止まったような錯覚をするが、勿論錯覚なので気を失う前に娘をバンボから救出してオムツを開く
オムツを開く…
………
漏れてる……
そう、私はこの日を「洗濯お休みデー」としており、前日の夜に洗濯をしたので、朝の時点で洗濯機は空だった
何とか寝返りゲロを防止しようとした昼間の私が、娘の服にゲロが被弾していないことを確認して安堵した昼間の私が走馬灯のように思い起こされる
だが現実は止まらない 五か月児は止まらない
ただでさえ漏れている彼女は更に寝返りを打とうとするので両足で抑え込む
もう一度風呂に入らなきゃいけないレベルで漏れていなかったのが不幸中の幸いだった
お尻を綺麗に拭き、服もオムツも取り換えて被弾した服をオキシクリーンに漬け他の洗濯ものをまとめて洗濯機へ入れ、被弾服の汚れが落ちたら洗濯機を回す
この作業に思考は必要ない というか考えていたらやってられないので無心で行う
多分この時の私は求人バニラのバスの運転手みたいな顔だったと思う
多分この時の私は求人バニラのバスの運転手みたいな顔だったと思う
悲観することは無い、明日の洗濯が楽になった、そう思えばいい
冷めたご飯はまた温めればいい
冷めたご飯はまた温めればいい
ウンハイで盛り上がる娘をバンボに乗せてポリ袋やらオーボールやら布絵本やらを与えながら夕飯をかき込む
洗濯が終わるまでの間に洗濯物を取り込んで畳むも、娘に奪われるので夫のパンツを与えて遊ばせておく
この間にどさくさに紛れて掃除機もかけた
この間にどさくさに紛れて掃除機もかけた
掃除機が終わると洗濯が終了したので、洗濯物を干し始めたところで眠くなった娘が泣き出す
ここで洗濯物を放置して寝かしつけに入るなんて愚の骨頂である
何故なら私は過去に同じ状況で寝かしつけを優先し、二時間に及ぶ寝ぐずりに疲れ果てて濡れた洗濯物を放置して寝落ちした前科があるからだ
泣いてる娘をジャンパルーに突っ込み、話しかけながら洗濯物をダッシュで干し終える
全て終わったところで20時 眠いと騒ぐ小さいショッカーを寝室へ連れていき寝かしつけ開始
この日は運の良いことに10分程度で寝てくれたのでルンルンでリビングへ
夫が帰るまでの間は、ツイッターを見たりブログを書いて過ごす
21時半頃 夫が帰宅したので夕飯を用意
一緒に夜のニュースを見ながら夫が買ってきたトリプルチョコモナカを食べる
23時頃 眠くなったので就寝
その後、夜中2時に授乳し、翌朝6時に気張り声で再び起こされた
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先日のある一日はこんな感じでした
あとは合間に写真をぱちぱち撮ったりラインの返信をしたり
ちなみに、夫の仕事は日によって時間帯が違うのでその時々でスケジュールはコロコロ変わります
こうやって文字に起こすと改めて一日を振り返ることが出来るけど
頑張ってるよな…と思う
よそのママさんはもっと子供と遊んだり支援センターとか行ってるのに…とか、すぐに落ち込んでしまう私の母親病だけど
自分のやったことを可視化することは薬になるような気がする
自分のやったことを可視化することは薬になるような気がする
あと、娘ゲロ吐きすぎだろ
これ日によっても全然変わるし、月齢毎にも全く変わるからこれから定期的にやっていこう
娘が大人になったら冊子か何かにして渡してあげようかな
さすがに怒るかな、うんち漏らしてるし