浮いて沈むブログ

0歳児娘のことやアルフォートのことなど

乳児教育や幼児教育について私が覚えておきたいこと

 
ママ友がいないことでおなじみの私ですが、親戚や知人に子持ちの方はわりと多いのです
そういった方々からはよく子供の教育について色々と教えてもらいます
 
そして私の夫ですが、以前家庭教師をしていたこともあり、少しそっち方面の知識もあったりします
 
色々と聞く中で、「なるほどな」と思えることも結構あったので、今回は自分用の記録も兼ねてまとめてみました
 

知人や夫の実体験に基づく話が大半で、研究等に基づいた根拠のある内容はごく一部です
まあ参考程度にちょっと覗いてみようかな、という方のみご覧ください
 
 
①乳児期~幼児期の英語教育について
 
ディズニー英語システムをはじめ、今は色々と乳児期~幼児期の英語教育がバリエーション豊富ですよね

英語習得に関してですが、夫の体感として、乳児期~幼児期に受けた刺激は少なからず後の英語習得には役立つみたいです
 
というのも、夫と兄達は乳児期~幼児期を英語圏で過ごした帰国子女です
義両親は家では日本語で会話していたし、特段教えてもらったわけでは無いけれど、夫や兄姉達は大人になってから英語を習得するまであまり苦労しなかったそうです
 
逆に、乳児期~幼児期を日本で過ごした下の妹達は英語になかなか苦労したそうな
今でも、帰国子女組と日本育ち組で英語力には結構な差があるそうです
 
「夫さんの英語力ってどのくらい?」と聞いたら「サウスパークを字幕吹替無しで楽しめるくらいかな」と言われました

検定やTOEICは受けていないそうです
英語は出来るようですが少し残念な人です
 
乳児期~幼児期はとにかく耳を慣らすことが大事
夫は周りで英語が飛び交っている環境で暮らしたことで耳が慣れたそうです
 
勿論、耳が慣れても後から勉強しなければ「会話」が出来るレベルにはならないそうですが
英会話まで行かずとも、英語の授業や検定でのヒアリングには十分強くなるみたいです
 
 
しかし、幼児期~小学生等の日本語の基礎が出来上がっていないうちから、文法等の少し進んだ領域に踏み込むのはあまりオススメではないとのこと

というのも、日本語で理解→英語で理解 のプロセスが出来ないので、日本語も英語も中途半端になってしまうようです
なので、乳児期~幼児期は英語のアニメや音楽を「聞く」くらいで十分
 

また、「ママorパパが英語を話せるから、日
常会話でたまに英会話を挟む」はあまりオススメでは無いそうです
私は語学力ゼロなので無理ですが、夫にこれを提案したら断られました
 
小学生くらいならまだしも、乳児期~幼児期の場合は、同じ人が複数の言語を使用すると頭が混乱するから、とのこと
 

知人にアメリカ人と日本人のご夫婦がいます

家ではアメリカ人ママは英語のみ、日本人パパは日本語のみで子供と接するらしく、そのご夫婦の子供達は三人とも日本語も英語も理解できています
会話は基本的に日本語ですが、たまに飛び出す英語が大変きれいな発音

これをもし、一人が英語と日本語をごちゃ混ぜにして子供と会話していたらどちらも理解するまでには至っていなかったと思う、と夫は言っていました
 
ちなみに、夫婦間での会話は英語と日本語のちゃんぽんです
聞いてるだけで海外旅行に行った気分になります
 
我が家も、将来娘が外国語を習得したいと思った時に手助けになるように英語のアニメくらいは見せようかな~と思ってます
 

あと、一つでも外国語を習得すれば、その後別の外国語を習得するハードルが下がるそうです
前職では外国人の同僚も多かったのですが、母国語の他に日本語・英語も話せるトリリンガルばかりでした
 

日本語教育と読書について
 
私は日本語教育生涯学習について少し勉強したことがあります
結局は食品を売りさばくグレーカンパニーに就職したので仕事としては全然生かせていませんが、勉強する上で色々と感じたことはありました
 

日本人なら日本語を話せて当たり前ですが、日本語力って結構重要なんです

理科や数学などの理系科目にしても、英語や社会などの文系科目にしても「問題を読む力」「回答を書く力」が問われます(私はどれも苦手ですが)
 
文章を正しく理解する、ねじれの無い文章が書ける、そういった基礎的な日本語力を身につけるだけでも、学生生活や社会人生活がとても楽になります
 
この日本語力を身に着けるのに、手っ取り早いのは読書です
 
 
ツイッターのママさん達は絵本の読み聞かせをする方がとても多い気がしますが、私がボランティアをしていた保健センターでは十か月時点で子供に読み聞かせをする・しないは半々というくらいでした

正直、読み聞かせって大変ですよね
成長するにつれ、赤ちゃんも活発になってきて絵本を食べるわ破くわで聞いちゃいないし
 
そもそも、理解できないうちから本を読むなんて意味あるの?っていう疑問もあるかと思います
 
しかし、妊娠中の母親の読書や、0歳児への絵本の読み聞かせはちゃんと意味があります

絵本を食べても、破いても、聞いてなくても、子供に読書習慣が身に付いたり、語彙が増えたり、想像力が豊かになったりと、読み聞かせから芽生える力はたくさんあります
 
遥か昔に聞いた話で詳しい内容は覚えていませんが、調べれば論文も出てきます
 

「読み聞かせしなきゃダメ」ってわけじゃないんですが
「無意味じゃないよ」ってことが分かるだけでも日々の読み聞かせにかける手間が報われますよね

それに、意外と0歳児でも絵本に反応して笑ったり驚いたりするんですよね
娘は飛び出す絵本や指人形絵本が好きです 普通の絵本は食べるのが好きです
 
また、幼児期になるとお気に入りの絵本を何度も「読んで!」とせがむ子もいます
大人には同じストーリーでも、子供にとってはその都度違う発見があるそうです
これも子供の感受性が育っている証です
 

話は変わりまして

ちょっとした自慢ですが、私は日本語検定の一級を持ってます
合格するまで5回落ちてるので「ちょっとした」自慢です

日本語検定ってあまり知名度は高くないんですが、問題は面白いし難易度の幅もある、おすすめの検定です
 
回答ではその言葉の意味や使用例までしっかり解説してくれているんです
ただ暗記するだけではなく、「理解して」覚えられるので楽しいですよ
 
1級~7級まであるので、小学生からチャレンジできます
国語嫌いの小学生姪っ子も、日本語検定の勉強は楽しいと言っていたので、国語が嫌いな子でもゲーム感覚で取り組めます
 
 
また、夫曰く「国語は教育が難しい」そうです

古文漢文はともかく、通常の読解問題については、「勉強しなくても出来る子」「勉強しても出来ない子」が一定数いるとのこと
 
教科書で勉強するよりも、本や新聞を読んだりするほうが国語の成績は上がりやすいようです
 
私の知人には「本嫌いで国語が得意だった人」も「読書家で国語が苦手だった人」もいるので人によりますけどね
 

③生きる上で必要な「体力」「忍耐力」について
 
娘の勉強や進学に関しては、基本的に我々はノータッチで行くつもりです
 
前述のように絵本を読み聞かせしたり、英語アニメを見せるようなことはあっても、「こんな大学に進んでほしい」「どんな仕事をしてほしい」という希望はありません
 
よっぽどのばかは心配だけど、多少のばかなら別にいいかな、とも考えてます
 
ただ、将来の選択肢を少しでも増やすために身に付けさせたいものが二つあります

体力と忍耐力です

勉強をするにも体力がいるし、勉強を最後まで続けるには忍耐力がいります
特に受験勉強をする場合、それなりのレベルを望むなら必要な勉強時間も増えるわけだし

受検当日までやる気を切らさず一心不乱に勉強を続けるのも、言うほど簡単じゃないわけです
これは受験勉強中に4度部屋の模様替えをした私が言うので間違いありません
 

本人にやる気があることが大前提ですけど
体力も忍耐力もある子は強いんです
 

夫は家庭教師時代に、「勉強はからっきしのスポーツ少年/少女が一念発起して勉強を頑張り始め、メキメキ成績を伸ばして志望校に合格した」というような劇的な事例をたくさん見てきたようです
 
それを受けて、子供が目指すべき目標を見つけたとき、途中でへこたれずに頑張れるように「体力」「忍耐力」をつけさせることが大事だと思うようになったとのこと
 
真面目にコツコツ勉強して成績を伸ばせればそれが一番ですが、「体力」「忍耐力」は勉強だけじゃなくてスポーツや趣味、日々の生活においてもあるに越したことは無いでしょう

私は妊娠中は絶賛育児中の今現在、体力と忍耐力の大切さをひしひしと実感しています

それに今の子供たちが大人になる頃には、メンタルの強い外国人が職場や学校に今以上にたくさんいるだろうし
その環境下でへこたれない子に育ててあげたいな、というのが私と夫の理想です
 

ちなみに、我々夫婦が「体力」「忍耐力」向上のためにやろうと思っていることは登山です
体力もいるし、忍耐力も求められるし、何より楽しい 単純ですが登山はいいですよ
 
壁登りと雪山は死ぬ可能性があるのでオススメできませんが
 

今まで聞いたことや自分が感じたことで特に覚えておきたいのはこの三つです
 
親のエゴといわれればそれまでですが、少しでも娘の人生が豊かなものになるように、出来ることはやってあげたいな、と
 
育児についても教育についても親の数だけ考えはあるかと思いますが
ほんの少しでも、誰かの参考になれば幸いです