帰省とゾンビと高級肉と
あけましておめでとうございます
昨年末に始めたばかりのブログですが、今年も色々と書き溜めていきたいと思います
昨年末に始めたばかりのブログですが、今年も色々と書き溜めていきたいと思います
年末年始はネットのあちこちから帰省に関する様々な悲鳴が上がりますね
私たち夫婦も例にもれず、日帰りですが昨日は義実家へ帰省して夕飯をいただいてきました
帰省っていっても車で30分の距離だしちょこちょこ行ってるけど
年末だけに限った話ではありませんが、私は義実家へ行くとゾンビになります
疲れ果てて死にそう、という比喩ではなく
手伝えばいいのか?座っていればいいのか?誰かと喋ればいいのか?喋る?誰と???
と、どこに行って何をすればいいのか分からずリビングやら台所やらをゾンビのごとく右往左往してしまうのです
手伝えばいいのか?座っていればいいのか?誰かと喋ればいいのか?喋る?誰と???
と、どこに行って何をすればいいのか分からずリビングやら台所やらをゾンビのごとく右往左往してしまうのです
義実家は大家族で子供も多いし日によっては義兄妹だれかの家族やママ友夫婦やその子供までいて
ただでさえ大人の中で一番年下(夫とも10歳以上離れてる)の私は、手伝ってよいものやら子供たちの相手をしたら良いものやら分からず
気が付けばその辺をウロウロして動線を塞ぐだけの邪魔な存在になっています
ただでさえ大人の中で一番年下(夫とも10歳以上離れてる)の私は、手伝ってよいものやら子供たちの相手をしたら良いものやら分からず
気が付けばその辺をウロウロして動線を塞ぐだけの邪魔な存在になっています
昨日の訪問でもまあそんな感じで、ウロウロしながら大人たちと喋ったり、子供たちに話しかけられたり、ご飯を食べたりだったんですが
皆ほどほどにお腹が膨れた頃、ふと大人たちが「これ……」と小さな可愛らしい袋を懐から取り出し、配り始めました
お年玉ってやつです
いや、いいんですよ
子供達にお年玉配るのはいいと思うんですけど
ただね
昨日だけで家に集まった子供15人はいるんですよ???????
仮に一人3000円だとしてもよんまんごせんえん?お年玉よんまんごせんえん?
今はまだ平均年齢3歳くらいだからいいけどコレ中学生とか高校生になったらいくらかかんの???????
はてなマークを浮かべながらぽち袋を受け取り、冷や汗をかきながら「すみません用意してなくて…」と切り出すと
「いいのよ~赤ちゃんいるし大変でしょ~~」とにこやかに返してくださるマダムたち
「いいのよ~赤ちゃんいるし大変でしょ~~」とにこやかに返してくださるマダムたち
ここの家はね、義兄妹もその家族やママ友たちもみんなお金持ちで余裕があるんですよ、多分心底「いいのよ~」って思ってくれてるんですよ
お金持ちの中にいるのが気おくれする時もありますがこの時ばかりはありがたかったです
ああありがたい…やっぱお金持ちは違うなあ…このお寿司もお金持ちが頼んだお寿司だから美味しいなあ…これ誰が払ってるんだろ…
私たち貰いものの焼酎やら日本酒やら手土産に持ってきただけで申し訳ないなあ…お寿司美味しいなあ…
私たち貰いものの焼酎やら日本酒やら手土産に持ってきただけで申し訳ないなあ…お寿司美味しいなあ…
多分こんなこと考えながらお寿司食べてた私はこの上ないアホ面してたと思う
こんなに美味しいお寿司や豪華なお節が食べられてお金持ちっていいな…とぼんやり考えていると、目の前にドーンと大皿が置かれました
そこにおわしますのは、見るだけで分かる高級牛肉様
「これ!お義父さんが送ってくれたんだけど!とんでもない量あるからどんどんどんどん食べてほしいの!」
と言い放ったのは義妹さん
どんどん食べてほしい…?この最高級ランクの肉を…???
気が付くと返事をするより先に口が肉を迎えに行っていました
美味い
こんな肉食べたことない
見たことだってテレビでしかない
口の中で脂も肉も溶ける
食レポでよく聞く「溶ける~~!」っての本当なんだな
こんな高級肉を大量に送り付けてくれる義妹さんの義父すごいな、お金持ちの結婚相手の実家はお金持ちなんだな
多分ものすごく回転の遅くなった頭でそんなことを考えつつも進む箸、そしてどんどんサーブされる高級肉
だが幸せはそう長くは続かない
というのも、高級肉は高級肉であるがゆえにめちゃくちゃ脂ものっているので
ある時急に「もう…食えません…」と私の中の樺地が音を上げたんですよ
ある時急に「もう…食えません…」と私の中の樺地が音を上げたんですよ
ただ、もうそろそろいいかな~~?と箸を止めたところで
「まだいけるかな!?次は赤身だよ!!」
追加で運ばれてきたのは高級赤身肉
いやもう無理だって!!!てか!!!さっぱりした赤身のほう先に出して!!!!!!
そうとも言えず「食べます食べます~~」と愛想良く言った私ですが
もう樺地はトングを置いてしまったわけで
高級肉に殺される前に同じく満腹になった夫に声をかけて帰宅することにしました
もう樺地はトングを置いてしまったわけで
高級肉に殺される前に同じく満腹になった夫に声をかけて帰宅することにしました
あの時お寿司をあんなに食べなきゃなあ
お肉が来ることが分かってたらお節はあんまり食べなかったのになあ
でももう暫くステーキはいらないかなあ
そんなことを思いつつ高級肉を消化しながら年越しをしました
ですが、夫が元日出勤し娘と二人、家で余った雑煮をすする今
あの高級肉がひと切れでもいいからここに現れないかな…やっぱ赤身から食べればもっといけたんじゃないかな…等とまだ高級肉に思いを馳せています
次の帰省が待ち遠しいなあ