『育児 イライラ』は私だけじゃないはず
2020年はどんな一年にしようかな、育児、生活、仕事、趣味、楽しみなこともやりたいこともいっぱいあるなあ
そんなことを呑気に考えつつ過ごしていた昨年末のある日のこと
夫とのたわいもない会話の中のふとした一言に私は暴発しました
「とりあえず、2020年は心穏やかに過ごしてよ」
こ こ ろ 穏 や か に
過ごしてるでしょうが!!!!!!!!!!!
心穏やかに過ごすようにという言葉とは裏腹に、私の心には瞬時にハリケーンが発生しました
この時、この一言で心が荒れ狂ったことだけは覚えているんですが頭に血が上っていて夫に反論したのか笑って受け流したのかは覚えていません
もしかしたら離乳食期ママの強い味方ハンドブレンダーでペースト状にしてしまっていたかもしれません
もしかしたら離乳食期ママの強い味方ハンドブレンダーでペースト状にしてしまっていたかもしれません
ただ、夫の言うことも最もなんですよね
そもそも私は元々が短気で感情的な人間
ここ数年はいくらかまともになったつもりではいるものの、夫と付き合い始めの頃なんて暴君もいいところでした
そんな私も、出産を控え退職してからは、仕事のストレスも無く出来る範囲の家事をしてゆったりと心穏やかに過ごしていました
ところが、産後は一変
娘への愛情と、家事育児に協力的な夫への感謝の想いでいっぱい、笑顔も喜びも増えましたが
反対に、怒髪天を衝くまでの瞬発力も格段に上がりました
反対に、怒髪天を衝くまでの瞬発力も格段に上がりました
簡単に言うと情緒不安定になったのです
分かってます、めちゃくちゃです
理不尽に怒り狂い、オコリザルと化した私にも根気よく付き合ってくれる夫は本当にありがたい存在です
このオコリザル化現象ですが、夫へ発動してる分にはまだ良いんですが(良くはないけど)
時折、娘に対しても怒りのスイッチが入ってしまうことがあります
これ、母親にとってはとても恐ろしいことで
昨今ニュースで「母親(父親)による虐待死」という悲しい事件を目にすることが増えています
子供が出来る前の私は「こんなことになるなら産まなきゃいいのに」としか思っていなかったものの
親となった今では、自分はいつでも『彼』『彼女』になり得る可能性があるんだ、ということを実感しています
親となった今では、自分はいつでも『彼』『彼女』になり得る可能性があるんだ、ということを実感しています
怒りのスイッチが入るといっても打擲を加えるようなことはしていませんが、自分が絶対にそうならない、と言いたい気持ちはあっても、断言することは出来ません
特に授乳がうまくいかなかった新生児の頃や、睡眠退行が始まって夜中に何度も起きたり寝ぐずりするのになかなか寝付かなかった頃
イライラして思わず「眠いなら寝てよ!」「うるさいな!」等と口にしたこともありますし
丸めたオムツを壁に投げつけたり、授乳ランプを自分の頭に叩きつける等の分かりやすいヒステリーは毎晩のことでした
当時、眠いのに興奮して寝付けない時に
『授乳 イライラ』
『寝かしつけ イライラ』
『育児 イライラ』
『寝かしつけ イライラ』
『育児 イライラ』
というワードで検索しては落ち込んだり、同じ思いの人がいることを知って安堵したりしていました
最近では娘の睡眠時間も増え、育児にも慣れ余裕が出てきてイライラの回数は減ってきましたが
それでも時折うまくいかないことが積み重なると気持ちに余裕が無くなることはあります
それでも時折うまくいかないことが積み重なると気持ちに余裕が無くなることはあります
ただ、変わってきたのはイライラしないための予防ではなく、イライラしたときのアフターケアをするようになったこと
予防は無いと諦めました
まだ赤ちゃんの娘は急に寝なくなったり、急に飲まなくなったり、泣き止まなくなってしまうことだって度々ありますし
夫の何気ない一言で私の心に熱帯低気圧が発生することだってあります
ただ、イライラしてしまったときには、自分で自分のご機嫌を取ることを意識できるようになりました
ちょっと良いお肉を焼いたり、スーパーでお寿司を買ったり、本を読んだり、娘を預けて買い物に行ったり、アニメを見たり、アイスを食べたり
どうにかこうにか多少の時間を作って、少し贅沢をすれば、ご機嫌取りの手段はいくらでもあります
こうして怒りを鎮めたら、オコリザルを森にかえしてまたリスタートです
とはいえ、まだまだ不安定な部分があるからこその「心穏やかに過ごして」という夫からの一言だとは思うのですが
寝ないなら寝ないで諦めてトコトン付き合って翌日は家事は一切放棄!夕飯はパーッと出前!
そう開き直ってでも、娘や夫と笑って過ごしていられるよう
今年は助言通り心の安寧を何より優先して過ごしたいものです
今年は助言通り心の安寧を何より優先して過ごしたいものです